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機械は使ってやらないと劣化する?

3ヶ月ほどテレビ台の下にしまいっぱなしだった古いパソコンの電源を、久しぶりに入れました。

このパソコンは「親戚に不要だから貰っていって欲しい」と言われて2年ほど前に貰ってきたものです。

 


見た目からすぐに分かるほど古いものなのもあり、久しぶりに電源を入れるときは、起動しないのではないか…と少し不安でしたが、ACアダプタを繋ぐと見慣れたオレンジ色のライトが付いたので一安心。

そして電源ボタンに手を伸ばすと、何やらガコガコと不穏な音を立てながら(これは前から…)立ち上がり、メーカーのロゴマークが現れたところで「ブー!」と大きなビープ音が鳴りました。

焦りましたが、じっと待っていると、そのまま何事もなかったかのようにOSが立ち上がり、懐かしいデスクトップが出てきました。その後何時間か使って再び電源を切るまで、特に問題は起こりませんでした。

このパソコンはノートパソコンなのですが、最近のものと比べるとあからさまに重く分厚く、また画面の比率は4:3で少なくとも新しいものではないなとすぐ分かります。

なんとなく思い立って型番で検索してみると、2006年、つまり今からちょうど10年前のモデルでした。ビジネス向けらしく、当時としてはまあまあハイスペックだったようですが、今となっては…。

しかし、10年間、今日のビープ音以外は特に何の異常もなく、ずっと動き続けてきたのかと思うとすごいですね。

特にHDDの寿命は平均で4~5年という話を聞いたことがあります。前の持ち主も私も、特に交換やメンテナンスなどしていないのに10年も動き続けているなんてびっくりです。逆に言うと、明日壊れても何もおかしくないということでもありますが。

それほど使用頻度が高い訳ではないとはいえ、相当頑張って動いてくれているのは分かります。そのうち分解して内部の掃除くらいはしてやろうと思いました。